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活動報告

【米サウスダコタ州留学通信11月号】市川愛海さん

2019.12.06 国際教育

【米サウスダコタ州留学通信11月号】市川愛海さん

学校:Central High School(米サウスダコタ州)
期間:2019年8月~2020年7月
氏名:市川 愛海(2年)

【今月11月の出来事】
アメリカの学校の一日の流れは、8時10分から授業が始まって、1時間半の授業を4ブロックやってSUPERSTUDYという日本のSHRみたいなのをやって放課後という流れです。
西高では1時間半の授業はないので最初は長く感じましたが、授業を理解するのがやっとで、あっという間に終わります。
ランチの時間は3ブロック目の途中でチャイムがなったら授業を中断してカフェテリアに行って30分で食べてまた途中から授業再開という感じです。途中で中断してランチというのも体験したことがないのですごく不思議です。
アメリカの学校は1学期とかではなくterm1という呼び方で期間がわけられていて、全授業選択制なのですが、term1のブロック1で私は保育について勉強したりするクラスを取っていました。
赤ちゃんのことを勉強することが多いですが、実習もあって、日本は保育園に私たちがいって一緒に遊んだりしますが、アメリカは学校に色々な年齢の赤ちゃんがお母さんと一緒に遊びに来てくれます。赤ちゃんは英語が話せなくても遊ぶことができるし万国共通でかわいいので実習がすごく楽しかったです。
赤ちゃんの行動を観察して、首が座っているか、ハイハイができるか、コミュニケーションがとれるか、ものが掴めるか、などを紙に書いて提出したりしました。
将来何事もなければ保育士になりたいと思っているので、違う国での実習や授業の経験がどこかで役に立てばいいなと思います。
アメリカの学校は校則が西高と全然違って、髪の毛を染めるのも、装飾品を身につけるのも、服装もなんでもありで赤い髪や奇抜な服装の人も沢山いて初めての体験にびっくりすることがすごく多いです。でも、西高と同じところもあって、スマホは授業中は使えません。あと授業中とランチの時は教室やカフェテリアが鍵のある扉で閉められて、時間外にトイレ以外で教室の外
やランチルームの外に行くことが出来ません。
カフェテリアでは10人ほどの先生がトランシーバーをもって、携帯を使ったりしている人がいないかなど見回っていて怖いと思っていたけど、みんな気にしないで食べていたりするのでびっくりです。
カフェテリアにはランチをもらう場所とお菓子やアイスやジュースを買う場所があって、お菓子などを買う所でいかにもカロリーの高そうなドーナツを2、3個買ってそれをお昼にしている人も沢山いてアメリカ感があるなと思います。
ランチも自分で好きな物を食べることが出来るので野菜を食べないこともできるけど、ハンバーガーやピザなどが多く毎日食べるのは体に悪いと思うので野菜も食べるように意識しています。
最近は特に大きなイベントもないのですが、私の中の最近の大きな出来事は、冬になるにつれて日が昇るのが遅くなるから時計を1時間遅くするというのをアメリカは毎年やっているらしく、その日スマホは勝手に時間が変わっていたので気づかずに朝ごはんを食べていて家の時計を見たらまだ直していなくてすごく焦りました。日本ではそういうことを体験したことがないので、アメリカ全体で1時間遅らせるなんて凄いことをするなと思いました。
アメリカは山がなくてすごく広いので日の出がすごく下の方に見えて綺麗です。

【コーディネーターより】学校の様子がよくわかるレポートありがとう!授業もすべて選択だと、自分の興味にあわせて専門的な知識をどんどん身につけることができますね。異国で、しかも高校で保育の実習はなかなか体験できないと思います。カフェ
テリアに10人の先生って、どのくらい広いんだろう?と想像してしまいました。Daylight saving(サマータイム)も日本にはないので不思議な感じがしますよね。こうやって生活している中で見つける文化の違いは長期滞在ならではなんじゃないかなぁと思います。また色んな発見を教えてください。 国際教育係

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