平成30年度土曜補習 第3講

平成30年度土曜補習が開講しました。一般入試に対応する確かな学力の養成を目指して、講座を開設しています。また、生徒の進路実現を支援するべく、ニーズに応えた講座を開設しています。

【土曜補習3講】

開講日;9月21日(土)

講義時間;60分

対象者;特進コース全員、進学コース希望者

<生物基礎文系>

今回のテーマはミクロメーターを利用して細胞の大きさを測定します。

まずミクロメーターの使用法について学びました。ミクロメーターには2種類あります。

①接眼ミクロメーター・・・接眼レンズの下に入れます。均等な目盛りが描いてありますが、総合倍率によって変化しますので、それぞれの倍率で決定する必要があります。

②対物ミクロメーター・・・1目盛=0.01mm=10μmの目盛りがスライドガラス上に描いてあります。

上の②と①の目盛りの数がそろったところで、次の計算式で①の1目盛りの大きさを求めます。

①接眼ミクロメーター1目盛り=②対物ミクロメーターの目盛り数 × 10μm / ①接眼ミクロメーターの目盛り数

写真では、次のようになります。総合倍率600倍です。数が書いてある目盛りが①接眼ミクロメーターです。①=40目盛り(20から60まで)と②の10目盛りが一致しています。

よって、①の1目盛り=②10目盛り×10μm /①40目盛り =2.5μm/目盛り(600倍) となります。

続いて、細胞の大きさを測定します。今回は、A;オオカナダモ(真核細胞)B;イシクラゲ(原核細胞)で比較してみます。写真では、Aオオカナダモ細胞の長径=120μm、葉緑体=7.5μm、Bイシクラゲ細胞=7.5μm、ヘテロシスト(窒素固定細胞)=12.5μmとなりました。

基本的に真核細胞は原核細胞よりも細胞サイズは大きいです。

また、受講者全員のデータ平均値は、

Aオオカナダモ細胞長径=102.8μm、葉緑体=4.0μm

Bイシクラゲ細胞=5.7μm、ヘテロシスト=14.6μm

細胞の進化に関する共生説によると、葉緑体は元は独立した単細胞であったようです。それが、大型の細胞中に寄生するようになり植物細胞ができたようです。