【生物同好会】課題研究合同研修会に参加しました。
生物同好会は下記の研修会にて、本年度の千曲川水質調査の中間発表をしました。
令和3年度長野県課題研究合同研修会兼全国総文祭予選
主催:長野県教育委員会・長野県高文連自然科学専門部
日時:2021年12月18日(土)
場所:長野県総合教育センター(塩路市)
発表要旨はこちらです。
【参加生徒感想】久保山楓菜(3年生)
私は今回の研修会に、昨年に引き続き参加し、また、たくさんのことを学びました。私たちは、昨年とても見ずらいパワーポイントを使い発表して、審査員に厳しい指摘を受けました。ですので、今年はパワーポイントを見やすく、誰が見てもわかりやすいものを作ろうと、今までたくさんの時間を費やしました。そのおかげで、今年はスムーズに発表を終えることができ、見やすいという評価を受けることができました。私は諦めず目的のために頑張ることの大切さと、他人に頑張ったことを評価される嬉しさを感じました。
その後の講演会では、研究、発表の際のポイントを学びました。私はこれから先、研究者を目指しているわけではなく、理解しにくい話もありましたが、研究は「完成」がなく、「完成を目指す」ことが大切、ということを知りました。他人に伝える時も100%誰にでも伝わるということはないので、自分で伝えるものに満足して終わらせるのではなく、完成したと思った後でも、変えられる点をたくさん見つけて、よりよいものを作ろうとする姿勢が大切であるということを学びました。
私は2年間、この研修会に参加して、これから先、生きていく上で、大切な「相手に伝える方法」をたくさん学ぶことができました。参加して良かったです。
【審査結果】発表校一覧はこちらです。
1物理分科会
最優秀賞「ペットボトルハイブリットロケットに関する研究」(長野吉田高校)
優秀賞「小型マルチローター風力発電機についての研究」(東海大諏訪高校)
2化学分科会
最優秀賞「自作粘度計を用いたスライム架橋構造の考察」(諏訪清陵高校)
優秀賞「お堀に関する研究 第2報~堀の酸化環境と還元環境に発生する電位について~」(上田高校)
3生物分科会
最優秀賞「ワサビの新育苗技術『ミスト育苗法』における雑菌の発生抑制に関する研究」(南安曇農業高校)
優秀賞「アントシアニンの『ある・なし』と近紫外線~アカジソ・アオジソにおける近紫外線除去フィルム被覆が生育に及ぼす影響~」(大町岳陽高校)
4地学分科会
最優秀賞「木曽で観測できる星空の名古屋の光の影響」(木曽青峰高校)(当日は欠席、事前提出の動画による)
※総合最優秀賞は、生物分科会の南安曇農業高校が受賞しました。来年度の全国高校総文祭にてポスター発表を行います。また、各分科会の最優秀賞(生物分科会は優秀賞)は、同研究発表部門に出場します。