【米サウスダコタ州留学通信2月号】市川愛海さん
学校:Central High School(米サウスダコタ州)
期間:2019年8月~2020年7月
氏名:市川 愛海(2年)
私は今Food conceptとHealth2という授業をとっています。
term3もあと2週間ほどで終わろうとしていますが、プレゼンテーションという大きな課題が出されました。
他の人は英語がペラペラなので簡単にやっていますが、スライドを作ったりするのも人より10倍も時間がかかるし、英語で説明をするという、この1年で最大かもしれないほどのプレゼンテーションを2つの授業でしなければいけない絶望的な壁にぶつかっています。
正直習ったことも聞いたことも無い単語ばっかりでできない自分にすごくストレスを感じます。人生で初めてこんなに屈辱的な思いをして毎日苦しんでいます。
今日はHealth2のプレゼンテーションをしてきました。練習しても発音がネイティブでは無いので時間がかかってしまいましたが、終わったあとすごく褒めてもらえて嬉しかったし、私にとってすごく大きな壁に逃げないで立ち向かえたことは誇らしかったです。
3月5日は私の誕生日でした。誕生日と言っても特に変わったことはなかったのですが、term(学期)があと2日で終わってしまうので少し寂しかったです。
Block2ではFood conceptという家庭科の授業を取っているのですが、その授業はtermの最後にどのグループの作ったハンバーガーが見た目や味が良いかを、他のクラスの人に審査してもらうということをしました。1番よかったグループはGolden spoonという金のスプーンに名前を書いていい権利を得られるらしく、みんなすごく燃えていました。
私のグループはkitchen6で、私のクラスでいつも良い評価を貰っているグループはkitchen7なのですが、最後もきっとkitchen7がGolden spoonを貰うと思っていました。
私はその日まだ出していない課題があってハンバーガーを作る過程を見ていなかったので、Golden spoonはもらえないだろうと思っていたら、審査の人がスプーンを渡してくれてすごくびっくりしました。誕生日にGolden spoonを貰えるなんて素敵な誕生日プレゼントになったなと思いました。
Block3はChoirという音楽の授業で、クラスの中に誕生日の人がいるとクラス全員がハッピーバースデーを歌う習慣があります。
日本とは違って歌を歌いたい人が集まっているクラスなので男の子もすごい声を出して歌っていてとても綺麗です。私もずっと歌ってもらえるかドキドキしていましたが、歌ってもらえて涙が出そうなくらい嬉しかったし、他の人の誕生日の時よりも大きく聞こえました。
Block4のESLのクラスでもわざわざ日本語でお誕生日おめでとうを調べて言ってくれたりしてすごく嬉しかったし、今まで生きてきた中で1番嬉しくて印象に残る素敵な誕生日でした。
でもきっとこんなに幸せな気持ちになれて誕生日をお祝いしてもらえたのは、私が今まで頑張ってきたからだ、と母から言われて頑張って来てよかったなと思いました。
【コーディネーターより】立派にプレゼンテーションを終えて自分自身で成長を感じられたこと、とても嬉しく思います。できない自分と向き合う時は孤独だったかもしれないけど、周りの人に努力を認めてもらえると報われますね。Golden spoonやバースデーソングなど、思い出に残る誕生日になったのもうれしいですね!学期もおわり、今は休暇を楽しんでいる頃でしょうか。次のレポートも楽しみにしています。 国際教育係
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