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活動報告

【豪CCGS短期留学】2018年第7日目<休日編>

2018.03.11 国際教育

第7日目番外編 <2018年3月11日(日)>

本日は東日本大震災から7年目、被災地に思いを馳せ、犠牲者の皆様に哀悼の意を表します。

6時42分、再び、エコーポイントへ、日の出を見るためである。6時54分太陽が出始める。しかし、手前の森に隠れて太陽を拝むことはできなかった。景色はかすみがかかったようである。どうも、ガムツリーが揮発性のガスを出すようで、それが、遠くから見ると青みがかかったようで、それが、「blue mountains」の由来らしい。

7時15分より、Giant Stairwayという登山道を歩き、峡谷の底に向かう。Three sistersという悲劇の由来の岩場を通り、下へ向かう。しかし、ここでもトラブル発生で、道を間違える。この道は出発地からどんどん遠ざかるルートで、90分も間違えたことに気付かなかった。しかし、そのおかげで、黒い蛇に出会うことができた。すれ違った人が、「poisonous snake」と言っていたので毒蛇だと思う。体調は1.5mぐらいあろうかと思われる。恐る恐る近づくと、眠っているようであった。黒づくめの鱗で覆われた体は神々しく思った。

引き返してルートに戻る。Loura Forestは静かな森が広がる一帯、ここで地面を盛んに掘る、尾長鳥を見る。峡谷の底のトレイルを歩くこと約1時間、谷の上部に上がるための駅に到着する。ここからはケーブルカーで楽をさせてもらう。12時15分エコーポイントに戻る。

次の目的地は、ジェノラケーブ(Jenola Cave)3.5億年前に形成された鍾乳洞である。ここは、見学地としては世界最古のものだそうだ。私の一番の目的は、ここに存在する35億年前のストラマトライトの化石を見ることであった。カトーンバからは約80km、車で80分かかる。途中、広大な平原を通過、轢かれたカンガルーの死体に遭遇する。
15時にジェノランケーブに到着、洞窟に入るためには、ガイドツアーに参加が必須である。私は受付にて「I
want to see a stromatolite.It is a bacteria.Where shoud I go?」と言ったつもりが、全く通じない。その受付の若い女性の方は、私との何度かのやり取りの後、「battery?」と、乾電池(バッテリー)を持ってきて下さった。申し訳ございません。
今まで見たことのない美しい鍾乳洞であった。深い鍾乳洞で複雑な造形が見られる。結晶構造も繊細である。ガイドさんの発音が聞き取れなかったが、3.5億年前のストロマトライトを見ることができた。35億年前のものは観られなかったが、私は満足であった。
17時30分、ジェノラケーブを出発、途中の大平原での夕焼けは美しかった。ここはオーストラリア大陸なのだと改めて思った。

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