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活動報告

【アメリカYFU交換留学通信9月号】塩入花蓮さん

2016.09.20 国際教育

アメリカYFU交換留学 (イリノイ州 マリオン)

氏名:塩入花蓮(2年)
期間:平成28年8月~29年7月
<月例レポート9月号>
 ちょうど学校に行き始めて1ヶ月が経とうとしています。私の通う高校は、生徒数も多く敷地も広い高校です。日本とは違い9年生から12年生の4学年が通っているので人数が多く名前を覚えるのが大変です。

日本の学校と違うところは沢山ありますが、大きな違いは毎日同じ授業ということです。日本では5日間違う時間割が組まれていますが、アメリカでは1学期間毎日同じ組み合わせの授業を受けます。そして、すべての授業が選択制です。自分の将来やりたいことに合わせてみんな選択しています。
 私は、体育、数学、アメリカ史、政治(公民)、英語、音楽(混同合唱)、Foods & nutirients を選択しました。名前は日本と同じでも、内容は全然違います。体育といっても、レギュラーとフィットネスの選択肢があります。日本ではバスケットボールやテニスなどを行いますが、レギュラーを選択した私のクラスでさえそういったゲームをするのは週に1回で、筋トレがほとんどです。毎日1時間目から体育なのでとてもきついです。
 そして、数学も計算と図形で分かれています。計算のクラスを選択していますが、クラス中に机の上にかならず電卓が置いてあります。その電卓とは、ただ計算ができるだけでなく、ルートの計算はもちろん、グラフまで書いてくれるグラフ電卓と呼ばれるものです。私は、使ったことがあったので戸惑いはしませんでしたが、日本の授業中やテスト中に同じことは絶対にできないなあと思いながら授業を受けています。
 最後のfood & nutrients というのは食事と栄養学について学ぶ授業です。家庭科というよりも生物の中の栄養に関して特化した授業という方が近いと思います。今、そのクラスでは炭水化物について勉強していて、専門的な単語がとても多いので大変ですが、テスト後に調理ができるのを楽しみに頑張っています。このように、日本との差は沢山ありますが一番大変なのがテスト期間がなく、各クラス2週間に1回のペースでテストがあることです。
 日本では、多少できていなくてもそれほど問題ではないのですが、アメリカではテストの評価がとても厳しいです。半分以下はF(日本でいう1)がつけられてしまうのでテスト勉強はとても熱心に行われます。このような差にも段々慣れてきて毎日学校生活を忙しく過ごしています。
 今、フットボールシーズン(アメリカンフットボール)なので毎週金曜日か土曜日は学校のフィールドで試合が行われます。毎試合、それぞれテーマにあった格好をして応援をします。10月までシーズンが続いて、10月半ばにホームカミングという行事が行われます。日本では経験できない行事なのでとても楽しみです。
 学校外では、色々なフェアに連れていってもらっていろんな料理を食べたりしました。家のすぐ近くに大きな湖があるのでカヤックもしました。とてもいい天気だったので凄く楽しかったです!

<コーディネーターより>
 現地の生活のリズムがつかめてきたようですね。アメリカの授業と日本の授業の違いをよく説明してくれて楽しく読ませていただきました。ホストファミリーとのお出かけも楽しそうです。そちらはまだ夏の気候ですか?来月に向けての目標などはありますか?また教えてください。(Y)

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