【現代学生百人一首】学校特別賞授賞式
第30回東洋大学【現代学生百人一首】学校特別賞授賞式
日時:平成29年2月21日(火)14時~
場所:上田西高等学校大会議室
東洋大学主催の【現代学生百人一首】の選考委員長の文学部菊池義裕教授及び大学関係者にお越し頂き、学校特別賞授賞式が開催されました。
学校特別賞は多くの優れた短歌を応募した学校に授与される賞で、全国で5校が選ばれました。
また、個人では、本校より2名が入選をし同時に授賞式が開催されました。
<入選歌>
「がんばって」ノートの隅に書かれてた筆圧の濃い妹の声
長野県 上田西高等学校 1年 草野 夏央(上田第六中学)
文化祭クラス企画で連だこを熊本に向け想いをつなぐ
長野県 上田西高等学校 2年 大久保 龍成(上田第四中学)
授賞式の中で、作者からの挨拶があり、草野さんは、「妹の『がんばって』という言葉が文字ではなく、声として私に届き、何より妹が可愛くてならなかった」と述べました。また、大久保君は、「震災に遭った熊本へ向けてクラスの『思い』を『つなぐ』ことを、連ダコを『つなぐ』ことをかけた」と述べました。
選考委員長の菊池教授からは、一人一人に講評があり、草野さんの作品については「印象深い言葉を使っていて、文字に肉声を聞く、という点が素晴しく、きっと表現することの楽しみに気づいたのではないか」と述べられ、大久保君の作品については、「連ダコという素材がよく、クラスの仲間の熊本復興の思いのつながりが、遠い空の下の熊本へつながっている。景(風景)と情(心)が表されている」と述べられました。
改めて言葉の持つ力を感じた授賞式でした。受賞者の皆様、おめでとうございました。
信濃毎日新聞記事(2017年2月22日(水)版)はこちらです。
なお、東洋大学のホームページはこちらです。⇒
https://www.toyo.ac.jp/site/issyu/winning30.html
また、過去の本校の入選作品一覧はこちらです。